「マルベリーって何?」「マルベリー知らないなぁ」
そんな、あなたへぜひ知って頂きたいお話です。
マルベリーは「桑」のことです。
今、スーパーフードとしても注目されています。
桑の葉や実は、古くから日本で親しまれ、養蚕や健康維持に活用されてきました。
ハーバルセラピストのMOMOKOです。
体調のコントロールや美容にも活用できるのが「マルベリー」=「桑」でもちろんハーブです。
意外と知られていない効能や使い方を紹介します。
ハーブの力を日常に取り入れて、心も体も健康になりましょう。
マルベリーと桑は同じです
いろんな種類があります
マルベリーって何?」「マルベリー知らないなぁ」
そんな、あなたへぜひ知って頂きたいお話です。
マルベリーは「桑」のことです。
今、スーパーフードとしても注目されています。
桑の葉や実は、古くから日本で親しまれ、養蚕や健康維持に活用されてきました。
ハーバルセラピストのMOMOKOです。
体調のコントロールや美容にも活用できるのが「マルベリー」=「桑」でもちろんハーブです。
意外と知られていない効能や使い方を紹介します。
ハーブの力を日常に取り入れて、心も体も健康になりましょう
歴史のお話
マルベリー・桑の歴史をひもとくと 古くは後漢時代(紀元25年から220年)に完成した中国最古の薬物の書『神農本草経(しんのうほんぎょうきょ)』に紹介されています。
ここでは、桑茶と神仙茶と紹介され、不老長寿の妙薬と記されています。
日本では、超古代日本史(縄文後期紀元前1200年~弥生後期紀元後126年)に書かれた『秀真伝(ホツマツタエ)』に桑を煎じたことが記されています。冷えや腹痛の症状が緩和されたとか。
ちなみに日本の別名に「扶桑国(ふそうこく)」というのがあります。
これは中国の伝説で、東方ある巨木が育つ土地の意味で、日本では平安時代に入ってから用いられたようです。
「桑」という文字が入っているのことからも歴史的にも日本にとって大切な植物であったことが想像されます。
それからもうひとつ。
鎌倉時代に栄西禅師が著した日本初の茶の専門書「喫茶養生記」に記載されています。
茶の効能や栽培法、飲み方などを記した養生書で「茶は養生の仙薬なり」で始まります。
この中で、桑の茶を飲むと、現在での糖尿病、脳梗塞の後遺症、食欲不振などを治療すると書かれています。
養蚕とのかかわり
マルベリー・桑といえば、養蚕業には欠かせない存在です。カイコが桑の葉を唯一の食料としていたため、桑の栽培はシルク生産に不可欠でした。
養蚕発祥の中国では紀元前2400年頃から。紀元前1000年頃の古代エジプト遺跡からも絹が発見されています。
また、中国特産の絹がローマ帝国にまで運ばれたことから、後に「シルクロード」と呼ばれることになった交易と文化の道からも「マルベリー・桑」をたくさん育てていいたことがわかります。
日本は「日本書紀」に桑の栽培の記録がのこっていますが、養蚕が盛んになったのは江戸時代からのようです。明治時代には世界一の生糸輸出国となり、各地で桑畑が広がっていたのです。
しかし 需要の 変化や安価な輸入糸の増加など日本お養蚕産業は衰退しています。
ですが・・今また「スーパーフード」として注目されていのにはその効能があります。
マルベリー(桑)の効能
成分
マルベリー・桑は種類もおいことから使い方もいろいろですが。その成分の特徴として
まず「実」には多くのビタミンが含まれていることです、中でもビタミンA・ビタミンC・ビタミンEなど抗酸化作用のあるビタミンです。
「葉」には、カルシウムや鉄分、亜鉛などミネラルが豊富な栄養素に加え、「デオキシノジリマイシン(DNJ)」を含んでいます。
「デオキシノジリマイシン」は、桑の葉固有に含まれる成分で、血糖の上昇を抑制する働きがあるとされるため、生活習慣の予防にも効果が期待されます。これは消化管において糖質分解酵素であるグルコシダーゼに対する阻害剤として働くため食事後の血糖値の上昇を抑制するのだそうです。
「根や皮」には去痰(痰を出しやすくする薬剤やその効果)や血圧を下げる効果もあります。
注意点
マルベリー桑は医薬品ではなく、あくまで食品です。
また、部位によって適応も違うことを知っておきましょう。
マルベリー(桑)の実の使い方
ジャムがオーソドックス
マルベリーの実は、ジャムとして楽しむのが一番オーソドックスな使い方。程よい酸味と甘さが絶妙で、トーストやヨーグルトのトッピングにぴったりです。煮詰めるだけで簡単に作れるので、ぜひ挑戦してみてください。酸味があるのでレモンなどは加えなくてもおいくつくれます。
果実酒
熟したマルベリーの実を使った果実酒も人気です。焼酎やホワイトリカーに漬け込むだけで、芳醇な香りと独特の甘みが楽しめます。見た目も美しい赤紫色で、特別な日の乾杯にもぴったりですよ!
マルベリー(桑)の葉の使い方
お茶・ハーブティ
桑の葉はお茶としてぜひ活用してください。
乾燥した葉を小さじ1~2杯、ティーカップに入れ、熱湯を注いで3~5分蒸らします。
ほのかな甘みと香りが広がり、とても飲みやすいお茶です。成果いつ習慣病や腸内環境を改善する目的であれば食前にお飲みください。
そこで・・最近見つけた「桑茶」をおすすめします。
「絹茶」という名前がついています。そう絹(シルク)養蚕と関係がありますよ。
このお茶の葉は、養蚕に使われる桑の葉を乾燥させています。畑で育てた桑もすべて蚕が食べるわけではないため、余った桑をお茶にしていて商品化しているのです。ある意味SDGsですね。
さっそく購入し、飲んでみると・・とてもスッキリしていて優しい甘さが残りました。
パウダーもおすすめ
粉、パウダー状にしてみませんか?
乾燥させた桑の葉を、家庭用のミキサーなどで粉末にして使用すると用途もひろがります。
ヨーグルトにふりかけたり、パセリの代わりにパスタに使用したりするのもよいですよ。
癖のない味なのでいろいろな料理にあいます、また塩と混ぜてマルベリーソルトとして天ぷらなどを食べる時に使用するのもおすすめです。
マルベリー(桑)というスーパーフードを活用しないともったいない
マルベリー「桑」の豊富な栄養と活用方法について知っていただけましたか?
歴史や養蚕との関係から、美味しいジャムやお茶の楽しみ方まで、暮らしに取り入れやすい魅力が詰まっています。
健康と美容に役立つマルベリー「桑」をぜひ試してみてくださいね。