イタリアンパセリとパクチーあなたはどっち派?二つのハーブの違いと魅力

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MOMOKO

こんにちは。MOMOKOです。
家族の介護をきっかけに、メディカルハーブを学びました。
「日本メディカルハーブ協会認定・ハーバルセラピスト」です。
生活の中に取り入れて頂きたいハーブ(植物)やライフスタイルをアップさせる情報などを発信しています。

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「イタリアンパセリは好きだけど、パクチー苦手」
「イタリアンパセリとパクチーって何が違うの?」

こんな風に思ったことはありませんか?
二つのハーブは違いもありますが、似ているところもあります。
さらに初心者でも栽培も簡単にできます。

栄養も豊富なイタリアンパセリとパクチーをぜひ活用してください。

ハーバルセラピストのMOMOKOです。

この記事は、キッチンハーブとしても大活躍するイタリアンパセリとパクチーのそれぞれの魅力をお送りします。

サプリメントに頼らなくても、健康やきれいになるの力が蓄えられます。

イタリアンパセリとパクチーの違い

まずは、イタリアンパセリとパクチーの違いを紹介しましょう。

イタリアンパセリについて

イタリアンパセリは、地中海沿岸が原産のセリ科のハーブです。
葉は平たく、香りはパセリより穏やかで、とても爽やかなんですよね。

サラダやスープ、肉料理の香り付け、さらにペースにして魚のソテーなど使い方ははあなたしだい、幅広く料理に使えます。

またイタリア料理には欠かせない存在です。
イタリアではprezzemolo(プレッツェーモロ)と呼ばれています。

余談ですが、イタリアでは、ほぼどんな料理にも使われるため「どこでもで顔を出す(でしゃばりさん)」人のことを「プレッツェーモロ」と言いいます。(笑)

パクチーについて

パクチーはタイで呼ばれている名前です。地中海原産のセリ科のハーブです。
独特の強い香りが特徴です。

呼び方も国によって違いがあり、日本(和名)はコエンドロ、英語ではコリアンダー、中国語ではシャンツァイ(香菜)です。

葉は細かく切れ込んでおり、茎は太く、白くて長い根があります。
タイ料理やベトナム料理など、エスニック料理には欠かせない食材です。

種はコリアンダーシードと呼ばれ、カレー粉やスパイスミックスの原料として利用されます。

コリアンダーシードはデトックススパイスでもあります。

期待される効果は、おなかにたまったガスを排出したり、消化を促したりします。
最近は、スーパーの「スパイスコーナー」にありますね。

香りが違う 形が違う 種が違う

イタリアンパセリとパクチーは、香り、形、そして種も異なります。
イタリアンパセリは爽やかな香りが特徴で、パクチーは独特の強い香りが特徴です。

の形も異なり、イタリアンパセリは平らな葉、パクチーは細かく切れ込んだ葉をしています。

も違います、イタリアンパセリは細ながく、少しひまわりの種に形が似ています。
パクチーの種は丸くコロコロしています。しかも種は甘い香りがします。不思議ですね。試してみると面白いかもしれません。

歴史も違う

イタリアンパセリは、古代ギリシャや古代ローマやから食べられてきた「パセリ」の変種です。
西暦2~3世紀にはヨーロッパで食べられるようになってきたようです。

一方、パクチーは、古代インドや中国で薬用植物として利用されていた歴史がありますし、なんと、3000年以上前から使用されいた記録があります。

紀元前1550年ごろのエジプト医学パピルスに料理法や薬用についての記載があります。

また、パクチーの種コリアンダーシードは、ローマ人がイギリスやフランスに持ち込んだという歴史もあるようです。

イタリアンパセリとパクチー似ているところがあります

次に、イタリアンパセリとパクチーの似ているところもあります。
実は仲間なんですよ。

どちらもセリ科

イタリアンパセリとパクチーはどちらも「セリ科」に属しています。
セリ科の植物は、一般的に香りが強く、栄養価が高いのが特徴です。
セリ科には、ニンジン、パセリ、セロリなど、私たちの食生活に馴染み深い野菜がたくさんあります。

栄養が豊富

イタリアンパセリとパクチーは、ビタミンCやβ-カロテン、鉄分など、さまざまな栄養素が豊富です。

これらの栄養素は、抗酸化作用や免疫力向上、貧血予防などに効果が期待できます。

イタリアンパセリ にある「クロロフィル」にも注目です抗酸化作用が期待されます。
また、血糖値やコレステロール値を下げる効果もあります。

パクチー にはカルシウムを含有しています。骨粗しょう症の予防 になりますね。
また食物繊維も豊富です。便秘解消・腸内環境を改善するサポートをしてくれます。
食物繊維には水溶性と不溶性があり、パクチーは水に溶けない不溶性です。

育てるのが簡単

イタリアンパセリもパクチーも、日当たりが良く水はけが良ければスクスク育ちます。
苗を買ってきて植えつける方法と種をまいて育てる方法がありますが、最初は苗からのほうのが、手間がかかりません。初めての方は苗から育てましょう。

さらに、育つとすぐに食べられるのもも魅了です。
詳しくは次の章で紹介します。

イタリアンパセリとパクチーの育て方

実際に育ててみませんか。
今回は、ベランダーガーデニングの育て方を中心に紹介します。

プランターの場合

土は市販のハーブ用の培養土を使うと失敗がほぼありません。

イタリアンパセリはの生育に適した温度は15~20℃、パクチーの生育に適した温度は18~25℃で、真夏や真冬は苦手です。

日があたりすぎるのもよくないので、半日蔭があればベストです。
プランターは風通し良い場所に、エアコンの室外機などの近くには置かないようにしましょう。

水は、土の表面が乾いたら水をやる程度で管理するとよいでしょう。
葉を収穫する際は、外側の成熟した葉から取り、中心部の若い葉は成長が続くように残します。

茎が固くなる前に収穫しましょう。

水耕栽培の場合

水耕栽培でも育てることができます。
水耕栽培キットなども市販されています。

苗が10cm~15cm育ったものであれば、コップに水を入れておくとある程度は育ちます。

だたし、根が完全に水に浸からないように調整してください。
根元まで水に浸ると、根腐を起こすかもしれません。ご注意を。
また長期に育てる場合はやはり、液体肥料も適度に与えてください。

日中は極力、部屋の中もで陽の当たる場所に置いてあげ、夜間は極力、LEDや蛍光灯スタンドにあたてください。プランター栽培と両方育てていくのがおすすめです。どうしても水耕栽培は大きく育たないことがあります。

寄せ植えを楽しみませんか

イタリアンパセリとパクチーは、一緒に寄せ植えで育てるのもおすすめです。
同じせり科なので相性抜群です。

またコンパニオンプランツとして他の野菜と育てるのはいかがでしょうか?

コンパニオンプランツとは?近くで栽培すると、お互いに助けあってよい効果が生まれあう植物で、病虫害の予防や成長の促進などが期待できます。

プランターの場合はトマトなどの野菜と一緒に植えるのもおすすめです。

庭など広い場所がある場合は、キャベツやレタスなどキュウリなどの野菜を近くに植えてみましょう。

イタリアンパセリとパクチーサラダもいけどドライハーブで

とっても簡単に作ることができるドライハーブ(乾燥ハーブ)をおすすめします。

ドライハーブとしても大活躍

フレッシュなイタリアンパセリやパクチーを、そのままサラダなどに入れて食べるのもよいですが、香りや味が苦手という方もいるでしょう。


そんな方は乾燥させて使用してください 。
スープやパスタ、炒めものにひとつまみ、いかがでしょうか。

ハーブは乾燥させると味も栄養素もギュっと凝縮されるので、フレッシュハーブを使用する1/3の量を目安にしてください。

パクチーはコリアンダーの名前でスパイスもあります。こちらもどうぞ。

ドライハーブの作り方

基本は自然乾燥なのでとても簡単にできますよ。3ステツプです。

① 泥やほこりなどの付着物を優しく洗い落としましょう。

②聞紙などにおいてしっかり水分をとばしてください。

③ 2~3日したら 風通しがよく、直射日光の当たらない場所に吊り下げておきます。
  屋外でも、室内でも、全方位から風が当たるのがベストです。

 真夏なら、1週間たらずで出来上がります。

イタリアンパセリとパクチーできれいに

イタリアンパセリとパクチーは、香りや見た目、味などが違いがありますが、同じ「セリ科」の仲間です。
苦手という方もいらっしゃるとおもいますが、どちらも少量でも栄養価の高いハーブです。
この記事を参考に、ぜひ色々な料理やライフスタイルにを取り入れてみてください。

β‐カロテン、ビタミンCやEだけでなくバランスよく栄養素がふくまれ「抗酸化作用」が期待できるということは、アンチエイジング効果や美肌にもつながります。

きれいになりたいなぁと感じたら、イタリアンパセリやパクチーを思い出してください。

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