「アロマティカス」の育て方ガイド室内もOKベランダガーデニングにもぴったり!

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MOMOKO

こんにちは。MOMOKOです。
家族の介護をきっかけに、メディカルハーブを学びました。
「日本メディカルハーブ協会認定・ハーバルセラピスト」です。
生活の中に取り入れて頂きたいハーブ(植物)やライフスタイルをアップさせる情報などを発信しています。

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「アロマティカス育ててみたいけど、庭もないし難しそうだな」「そもそもどう使えるの?」
そんな風に思っている方もいるではないでしょうか。

「アロマティカス」は簡単に育てられます。手間もかかりません。さらに、香りが良いだけなく様々な使い方ができます。

ハーバルセラピストのMOMOKOです。
私も育てている「アロマティカス」。育て方や活用法を知り、緑のパワーを生活に取り入れてください。

育て方の前に「アロマティカス」の魅力

ぷっくりとした肉厚で丸みのある葉が特徴です。

別名「キューバオレガノ」シソ科プレクトランサス属の非耐寒性の多年草植物。
プレクトランサス属の特徴は葉の表面に産毛があります。

多肉植物としても人気ですが、ハーブとしての性質も持っています。少し甘さも感じるミントに似た独特の香りが魅力です。

花言葉は「友情」「鎮静」
春から夏ごろに、花径1cmほどの淡い薄紫色の可愛い花を咲かせることがまれにあります。

<効果効能>

  • アロマティカスには、シトロネラールやゲラニオールなどの成分が含まれています。
    この成分が、蚊などの虫除け作用を持つとされています。
  • 原産地の東南アジア、インド、南アフリカなどでは、メディカルプランツ・メディカルハーブとして、軽いやけどの鎮静や肌の鎮静を目的として使用されています。

「アロマティカス」の育て方①苗選び

「アロマティカス」はホームセンターや園芸店などで購入できます。

苗の選び方のポイント
①ライトグリーン の肉厚の葉が鮮やかなもの。

②元気な苗は葉と葉のすきまが長い(広い)こと。徒長してひょろひょろとした茎は避けてください。
※徒長(とちょう)「植物の茎や枝が正常な成長よりも間延びして、細くひょろひょろと伸びた状態を指します」

③病害虫被害の痕跡があるもの。
とはいえ、かなり丈夫な植物なので、少し元気のない苗でも、最初1週間ほど日陰で管理し、その後少しずつ明るい場所に置いてください。生き生きとした葉がもりもりついてきます。

「アロマティカス」の育て方②土選び

「アロマティカス」は、市販の観葉植物用の土や多肉植物用の土を使用してもよいでしょう。

花と土の培養土に少しだけ水はけのよい土(赤玉土、パーライト、バーミキュライト、軽石など、通気性と排水性を高める材料で構成されています)を混ぜましょう。培養土なども適しています。

「アロマティカス」の育て方③室内でもOK管理方法

過湿を嫌い太陽が大好き。よく日の当たる場所で育ててください。室内でも日当たりの良い場所であればぐんぐん育ちます。

風通しのよい場所であればなおよし。水も少な目で大丈夫です。
土が乾ききってから水をあげるので十分です。

肥料のもほとんどいらないのですが葉が黄色くなってきたり、少し弱ってきたな、感じたら肥料を加えるので十分です。

「アロマティカス」の育て方④木質化と挿し木

木質化
「木質化」とは、茎が太く固くなり枝のようになる状態のことです。
主な原因は、植物の中にある物質「リグニン」が増えること。
これは植物の細胞のすき間を埋めて強固にする細胞壁成分で、植物が自分の体を守るための自然現状のひとつですね

木のようになっていく「アロマティカス」を楽しむのもいいですが、私のようなベランダ族にちょっと困りもの。

摘心
ということで、適度に「摘心(てきしん)」を行いましょう。
摘心(てきしん)とは、茎や枝の先端の芽を切っていく方法です。


植物の先端にある芽を、2〜cmの長さでカット、葉にすると先端から2~3つめあたり節が目安です。若い芽を切るとよいでしょう。

挿し木
摘心を行った芽は挿し木にすると、どんどん増えます。水はけのよい土に切った芽を軽く土に挿すように置きます。


最初は土の上に置いているように見えますが、2週間ほどでしっかり根がはります。ポイントは必ず芽の節の部分が土に挿しておくことです。

「アロマティカス」の育て方⑤室内もOK MOMOKOの場合

私は2年ほど前から、「アロマティカス」を育てています。というか、ほぼ、ほったらかしです。

知人のアロマティカスを10Cmほどの枝(芽)をもらい、最初は水にいれておいただけでした。

2週間ほどで根がつき、1か月した頃に小さな鉢に植え変えました。
その後、挿し木を行い少しづつ増えています。

ベランダと室内と半分半分で育て、時々入れ替えるようにしています。

室内でもびっくりするぐらい本当によく育ちます。部屋にあると料理などにもすぐに利用できるので便利ですよ。

それに香りがあるので虫が(多少は)嫌がります。忌避効果ですね。

少し前、G(ゴキブリ)にも逃げる香りだと言われていましたが、これは少々まゆつばもの。
野球場ぐらいのアロマティカスがあれば効果があるのかもしれませんね。

「アロマティカス」室内にあると便利な活用法

①ハーブティー&ドリンク
「アロマティカス」(適量)をカップに入れお湯を注ぎ5分ほど蒸らすと爽やかなハーブティーはいかがでしょうか。リフレッシュ効果が期待できます。

爽やかな香りが、心身をリラックスさせてくれます。紅茶や炭酸水にいれてもよし。
モヒート好きの方にはミントの代わりに「アロマティカス」を一度お試しください。

②サラダ
サラダに切った「アロマティカス」を入れてください。きりっとしたスパイシーなサラダになります。プチッとした食感も楽しめます。

ただし使いすぎは注意、苦みもあります。魚や肉類の臭み消しにも使うのもおすすめです

③天然の芳香剤
部屋に「アロマティカス」置くだけで優しい爽やかな香りがします。

少し揺らしたり、葉を少しすりつぶすと香りは強く感じられます。

また新聞紙やキッチンペーパーの上で乾燥させネット上の袋に入れるとポプリとしても活用できます。たくさん育つのでぜひ香りを楽しんでください。

④虫よけ
「アロマティカス」を水に浸して煮出し、冷ました後にスプレーボトルに移します。

このスプレーを気になる場所に吹きかけることで、虫よけ効果が期待できます。

⑤観葉植物
「アロマティカス」は、ふっくらした、ふわふわの葉が特徴です。

可愛らしい見た目から観葉植物としても人気があります。

私の注目は葉の「裏」です。独特の脈がついています。
葉の裏も見えるように、ポットが取り外しできるハンギングプランターで楽しむのもおすすめです。

「アロマティカス」の香りに包まれて

香りには好き嫌いがあるとおもいますが、まだ「アロマティカス」の香りを知らない方はぜひ一度お試しください。清涼感があり、それでいてツンとした強さのない優しい香りです。

植物の「香り」には、ストレスの緩和や自律神経の改善などにも効果があります。植物が放出している香り成分“フィトンチッド”がその力のひとつです。

緑やハーブで健やかな時間を。

まずは、「アロマティカス」から育ててみませんか。

MOMOKO

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