ヨガが女性に人気であるのはよく知られています。
しかし、ヨガをしているという男性はまだまだ少ないですね。
男性からすると
「美容効果というイメージが強く自分にはあまり関係ない」
「やってみようかなとおもっても女性限定の教室ばっかりだし」
「身体を鍛えるなら走ったり。ウエイトトレーニングをしたりしたほうがいいぞ」
と思われている方も多いですよね。
わかります。
ハーバルセラピストMOMOKOです。
私もヨガを6年ほど続けていますが、男性の方と一緒にレッスンしたのは2回ほどしかありません。
ところが、最近でヨガに目覚めた知人の男性が「体が変わってきた」「ヨガをやってよかった」と言っていました。
背筋も伸びて颯爽としています。
男性もヨガを取り入れることで、体力や柔軟性を向上させるだけでなく、筋肉のバランスを整え、精神面でも多くのプラス効果を得らます。
そして、モテ男子へなりましょう。
ヨガ教室に通うことで新しい出会いもありますよ。
男性がヨガをすることで得られる利点や、ヨガを取り入れる方法について詳しく紹介します。
モテるわけがない。そもそも男性はヨガに消極的
ヨガの始まりは、今から約5000年前、インドのインダス川流域で起こったインダス文明にまで遡ります。
インダス文明の都市遺跡「モヘンジョ・ダロ」からは、瞑想や安座をしている像が発見されました。
おそらく、何らかの修行か儀式があったのではないかと言われています。
その後、脈々と人々の間で受け継がれていきます。
日本では1960年代頃からフィットネスとして認知され、その後、ヨガのイメージは、健康や美容、ダイエットを目的に広がりました。
しかし、ヨガを実践している男性はまだ少数派で、女性に比べるとその人気は低い傾向にあります。
なぜ男性はヨガに対して消極的なのでしょうか?
ヨガに対する男性の見方
男性がヨガに参加しない理由の一つとして、ヨガが「女性向けのもの」として認識されていることが挙げられます。ヨガのイメージとして、ゆったりとした動きまたリラックス効果重視、運動強度が低いと思われがちです。
そのため、男性は「体力的に物足りない運動だ」と誤解してしまうことがあります。
特に運動には筋肉を重視しがちな男性にとって、理想の身体になるためにヨガが自役立つのか疑問を持つことが多いのです。
男性がもとめるもとのギャップ
女性はヨガをすることで「リラックス」「ストレス解消」「美容・ダイエット効果」などを求めることが一般的です。
しかし、男性は、身体を鍛えることは筋肉量を増やしたり、持久力を高めたりする目的という考え方が多くしめており、ヨガには物足りなさを感じる場のではないでしょうか。
ヨガは筋力を強化することもできますが、柔軟性や呼吸法、心身の調和を重視するため、身体を大きく変化させることが求められるフィットネスとは少し異なるアプローチです。
モテるわけがない。ヨガ男性は気持ち悪いという偏見
男性がヨガをすることに抵抗を感じる理由の一つは、「ヨガをする男性は気持ち悪いと女性からおもわれている」と感じていることもあると思います。
男性側からすると女性が多いヨガクラスは違和感を覚え、女性側からも「ヨガのポーズをとるときに男性の目線が気になる」という声もあります。
そのため男性がヨガクラスに行くことに対してマイナスイメージを持ってしまいます。
最近は男性専用の教室やオンライン教室などもふえているため、以前よりは抵抗なくはじめられます。まずチャレンジし、偏見を払拭しましょう。
男性がヨガをするメリット
男性がヨガを行うメリットは、いろいろあります。
さあ見ていきましょう!
柔軟性の向上
一般的に男性は女性と比べて柔軟性が低いといわれています。
理由は女性の骨盤は妊娠や出産をするために男性に比べて横幅が広く、股関節の可動域が大きくなっていることや、女性ホルモンの働きのひとつとして、腱や靭帯を形成するコラーゲンを柔らかくすることが挙げられます。
ヨガのポーズは普段の生活では動かさない身体の部位を、伸ばしたり縮めたりすることにより柔軟性が養われ、関節の可動域も広がり、怪我の予防にもつながります。
また血行もよくなり、肩こりや腰痛などの痛みを緩和する効果があります。
瞑想のすすめ
鼻からゆっくりと息を吸い込み、口からゆっくりと息を吐き出します。呼吸のリズムを感じ、体中の感覚に意識を向けます。 頭の中に浮かんでくる考えに捕らわれず、静かに見送ります。
ヨガの瞑想は、心身のリラックス、集中力向上、ストレス軽減など、多くのメリットをもたらします。
瞑想の時間はアロマオイルの成分が脳に作用して心身ともにリラックス状態になり、効果を高めることができます。ラベンダーやローズゼラニュウムがいいですよ。
筋肉が鍛えられる
ヨガは体の深層部の筋肉=インナーマッスルを鍛えるのに効果的なエクササイズです。
特に「プランクポーズ」や「ダウンドッグ」などは、腹筋や背筋、骨盤底筋群を鍛えることができ、体幹が安定すると、他のスポーツや日常生活でのパフォーマンスが向上します。
姿勢がよくなる
ヨガを習得することで、背筋が伸び、姿勢が良くなります。
姿勢が良いと内臓への負担も減り、健康へと導くだけでなく、自信に満ちた印象を与えることができます。
姿勢がよいことで、爽やかな印象をあたえ、コミュニケーションにおいてもポジティブな影響を与えます。
「柔軟性」「インナーマッスル」「リラックス」そして「姿勢を整えて」
「モテる男子」へと進んでいきましょう。
ヨガをしている有名人モテる男性たち
▶長友佑都選手
サッカー選手の長友佑都さんは、右肩の脱臼に悩んでいたとき、お母さまに勧められたことがきっかけヨガはじめ動画や本も出版しています。
長友佑都のヨガ友 ココロとカラダを変える新感覚トレーニング
▶ダルビッシュ有投手
SNSでもヨガをされているのを発信されています。
▶市川海老蔵氏
肉体改造のためヨガをといれ、美しい筋肉をお持ちです。
毎朝1時間かけて取り組み、ご本人いわく「タコのようなしなやかなカラダ」を目指したそうです。
▶ウィル・スミス氏
ハリウッド俳優として有名なウィル・スミスもヨガを実践していますヨガや瞑想に打ち込むためにインドを訪れています。
▶ロバート・ダウニー・ジュニア氏
アイアンマン役で知られるロバート・ダウニー・ジュニアは、ヨガや瞑想を実践して心身の健康を保っています。
モテる男性目指してヨガにチャレンジ
ヨガは簡単に、お金もかけることなくはじめられます。
オンラインの進化により、一人でも楽しめます
気軽にチャレンジしてましょう。
ポイントをまとめました。
少ないスペースでOK
ヨガは特別な設備や広いスペースがなくても実践できます。自宅のリビングや寝室、バルコニーなど、ほんの少しのスペースがあれば十分です。ヨガマットを広げるスペースがあれば、すぐに始められます。
ヨガマットは厚さや素材の違いに注意してヨガマットを選びましょう。
初心者には、適度な厚さ(約6mm程度)のマットを選ぶと、膝や腰に負担をかけずに快適にヨガを行えます。
ヨガマットは、軽くて持ち運びも簡単なので、自宅で気軽に使用できます。
自分のペースで進められる
ヨガの最大の魅力のひとつは、時間やペースに縛られないことです。忙しい男性でも、仕事や家事の合間に、または寝る前のリラックスタイムに、好きな時間にヨガを実践できます。
動画やアプリを活用すれば、自分のペースで進められるので、焦らずにゆっくり始めることができます。
また最初は、複雑なポーズを覚える必要はありません。
簡単なストレッチから始めると良いでしょう。男性にも取り入れやすいポーズもあります。
無料の動画やアプリを活用しよう
最近では、スマートフォンやタブレットで見ることができるヨガの無料動画やアプリが豊富にあります。
これらを使うことで、ヨガの基本から応用まで学ぶことができます。
美人やキュートな女性インストラクター動画も多くあげれています!
お気に入りのインストラクターがみつかればモチベ―ションもアップしますよね。
例えば、YouTubeのヨガチャンネルや、無料ヨガアプリを利用すれば、自分のペースに合わせたレッスンができます。
時間がない時には、短時間のレッスンを選ぶことができ、隙間時間を有効活用できます。
さらに深めたいと思ったならば、ヨガ教室でのリアルレッスンを。
継続は力なり
ヨガを始めたばかりの頃は、すぐに体が柔らかくならないと感じるかもしれませんが、焦らず続けることが大切です。
最初は短時間(10分~15分程度)から始めて、徐々に時間を延ばしていきましょう。
毎日続けることで、身体が柔軟になり、筋力やバランス感覚も向上します。継続することで、心身ともに良い変化を実感できるはずです。
自分にあったヨガをみつけよう
ヨガには多くの流派が存在し、それぞれが独自の特徴と効果を持っています。
以下に代表的な流派を5つ紹介します。
1. ハタヨガ(Hatha Yoga)
ハタヨガは、ヨガの中でも最も広く知られている流派の一つです。現代のヨガの基礎ともよばれています。
特にポーズ(アーサナ)と呼吸法(プラーナヤーマ)を重視しており、身体を使った練習を中心に行います。
ハタヨガは、体力的に負担が少ない初心者向けのヨガとされることも多く、柔軟性を高めるためのポーズと深い呼吸を組み合わせ、心身のバランスを取ることを目的とします。
2. アシュタンガヨガ(Ashtanga Yoga)
アシュタンガヨガは、スリ・K・パタビ・ジョイスによって広められた流派で、決まった一連のポーズを特定の順番で行うのが特徴です。
アシュタンガは非常にダイナミックで、呼吸と動作を一体化させる「ウジャイ呼吸」を使用し、体を内側から温めていきます。
心身を鍛える要素が強く、体力的にも challenging ですが、集中力を高め、心身を整える効果があります。「動く瞑想」ともいわれるヨガです。
3. ヴィンヤサヨガ(Vinyasa Yoga)
ヴィンヤサヨガはアシュタンガヨガに似ていますが、決まった順番のポーズを守るのではなく、自由に流れるようにポーズをつなげていくスタイルです。
呼吸と動作をシンクロさせることを重視しており、非常にリズミカルでエネルギッシュなクラスが多いです。
心身を活性化させると同時に、ストレス解消やデトックス効果も期待できます。
4. 古典ヨガ(Classical Yoga)
古典ヨガは、ヨガの伝統的な形態であり、現代のヨガの流派の多くがこの古典ヨガに基づいています。
古代インドのヨガの教えに根ざしており、特に「ヨガスートラ」などの古典的なヨガの経典に基づいています。
古典ヨガの特徴的な点は、心身の浄化と精神的な解放を重視するところにあります。
ポーズ(アーサナ)や呼吸法(プラーナヤーマ)、瞑想(ディヤーナ)など、ヨガの技法が体系的に整えられています。
身体的な健康だけでなく、精神的な修行と自己実現が中心となるため、心の平穏や悟りを目指す修行方法として古代から続いています。
5.沖道ヨガ(OKIDO YOGA)
インド発祥のヨガに東洋医学、東洋及び西洋の宗教・修行法、日本の伝統文化、武道、民間療法を組み合わせて体系化したヨガです。沖正弘師(1921-1985)により日本で創設された日本人のためのヨガ
とされています。
”沖ヨガ”の名称が一般的ですが、海外では”沖道ヨガ/OKIDO YOGA”の名称で広く知られています。
他にもいろいろあります。
ちなみに私は、「ハタヨガ」をならっていたのですが、1年前から「古典ヨガ」をしています。スクワット風な動きもあり冬でも汗びっしょり、毎回筋肉痛です。
ヨガでもいろいろありますので、「瞑想」にこだわりたい「筋肉」を付けたいとその時その時で自分にあったものをとり入れるのがよいと思います。
男性ヨガインストクターも人気
近年、男性ヨガインストラクターも増えてきました。一般的に筋力を活かしたポーズや、体幹を使う動きをといいれて、特にアシュタンガヨガやヴィンヤサヨガなどのダイナミックなスタイルでは、力強いポーズやバランスを取る動きの指導を行うことが特徴です。
男性ヨガインストラクタ―はヨガに対する男性の抵抗感を減らすことができますし、男性の身体的特徴に特化した指導を提供できます。
また、男性同士のクラスだと、リラックスした雰囲気になり、参加者がヨガに対する敷居を低く感じ、より積極的に参加できるようになります。
男性の方でヨガのレッスンを受ける初めてとして、男性ヨガインストラクターの指導からはじめみるのもよいとおもいます。
男性ヨガインストラクターの有名人一覧!人気インストラクター9選
他にもたくさんいらっしゃいます。
私はマスター・スガタ―のワークショップを受けたことがあります。
やはり筋肉痛にすぐなりました。
ヨガをする男性はモテるのか!
「ヨガをする男性がモテる」のではく、ヨガをとりいれることにより身体的な健康や外見だけでなく、精神的な成長や人間的な魅力もそだっていくならば「モテる男性」となるでしょう。
仕事のパフォーマンスもアップ。
人間的な成長ができるのです。
ヨガは心身のバランスを整え、内面的な魅力を引き出すための手助けをしてくれます。
筋肉をつけるだけなく瞑想なども取り入れ自分自身を大切にし、柔軟で安定した心を持つことで、自然と魅力的な存在となり、年齢に関係なく周りの人々からのも愛される存在になります。
ヨガの後は血行促進で疲労回復の効果もある「ローズマリー」のハーブティをおすすめします。
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